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ウーニャ・デ・ガト

 

ウーニャ・デ・ガト ウンカリア属アカネ科


ウンカリア・メントサウンカリア・ギアネンシス

1.ウーニャ・デ・ガトの薬学上の成分と薬効の検証

この植物のバーク(樹皮)には6種類のオキシインドール・アルカロイドが含まれており、それらは、いずれも波長256mμから366mμの範囲内の紫外線を吸収します。
その6種類とは、イソテロポデイン、テロポデイン、イソミトラフィリン、ミトラフィリン、イソリンコフィリン、リンコフィリンという物質であります。これらは体の免疫組織を刺激し病気への抵抗力を増進させ、自然治癒力を活発化させる物質といわれており、これまでに、動物から人間までガンにおかされた細胞にアルカロイドのエキスを適用した臨床実験ですでに検証し、学会発表されております。
細菌やウイルスが体内に進入してきた場合、このウーニャ・デ・ガトの成分効果によって強化された好中球(白血球の一種)とマクロファージなどの食細胞が活発に行動し、体内に侵入してきた細菌やウイルスをパクパクと食べてしまうので、ガンへの適応効果は極めて高いといわれております。下記に色々な素晴らしい効用を記述しておりますが、現在、エイズ患者の治療薬としても積極的に研究され、効果を出しつつあります。

「免疫増強作用」と並ぶウーニャ・デ・ガトのもう一つの代表的な効果は「抗炎症作用」であります。炎症とは一般に、細菌、ウイルス、薬品、外傷などに反応して、体の一部に発赤、腫脹(はれ)、疼痛(ずきずき痛む)、発熱などを起こす症状をいいます。
たとえば、ケガをした場合、引き裂かれた組織は元へ戻ろうとする反応をし、また、外部から侵入したウイルスの場合も、このウイルスを体から排除しょうとする反応が起こります。これらは、いわば、体の外から加えられた種々の刺激に対して、私たちの体を守るための炎症反応が起こります。つまり、外的に対する防衛が炎症反応の重要な目的になります。その現象としてからだのある部分が熱くなったり、ずきずき痛んだり、赤く腫れあがったりします。

炎症性疾患の代表的な病気として、リウマチがあります。このリウマチの特徴は、全身の関節がおかされて腫脹し、疼痛、微熱、倦怠感、食欲不振などに波及し、進行すると骨の変形から破壊まで起こるという難病です。これらの炎症を抑えることができれば、その症状の痛みからまず解放されます。 この痛みから救ってくれる画期的な発見が、アマゾンの秘薬、ウーニャ・デ・ガトであります。リウマチ、関節炎、痛風、ヘルペスで苦痛しておられる方には、奇跡を呼ぶ強力な味方が現れましたことは朗報です。多いに期待をもっていただきたいと思います。
その理由は、6種のアルカロイドの相乗的な薬理効果によって、抗炎症作用や鎮痛効果に結びつくと考えられていますが、アルカロイド以外の有効成分の働きもこれに貢献しています。その有効成分として現在、判明しているものに、抗炎症作用のあるキノビック酸、抗菌作用を持つ安息香酸、抗潰瘍作用(胃潰瘍・胃炎・腸炎を抑える)のあるポリフェノール系物質(カテキン)などがあります。

アマゾン・ジャングルUncaria TomentosaGuianensis

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