<< 前ページへ戻る

西村霊芝と姫マツタケ

キノコの薬効(2)

秋の風物誌でこの季節になりますと、キノコ狩りで誤って毒キノコを食べ、中毒を引き起こす方があとを絶ちません。専門家でもまぎらわしいキノコがありますので、取り馴れないキノコ狩り、新しい場所でのキノコ狩りはやめた方が無難です。呉々も毒キノコには注意を払って下さい。それと秋は、マムシが出そうな山に入るときはキノコ狩りだけに夢中にならないで、ヘビにもご注意下さい。足元は丈夫な靴と長ズボンで入ること、手には1m位の細い竹竿のような棒を持つことです。大きなキノコを見つけてもあわてずに、まず、キノコの周りに蛇がいないかどうか棒で確かめてからぬいて下さい。キノコ狩りは面白いだけでなく、山のにおい、キノコのにおい、爽やかな空気が心をいやしてくれます。経験のない人や、ストレスのたまりやすい人は是非とも山に入ってお楽しみ下さい。

さて、毒キノコは別にして、食用キノコがからだにとても良い食品であることについては、広く報道されており誰も疑う余地はないかと思います。 香りのよい国産マツタケを除く食用キノコの生産は、田舎に限らず都会の真ん中でも人工栽培されています。需要の最盛期になりますと、供給がまにあわず、1日ちがいで値段が倍になることが時々あります。その点、マイタケやシメジなどは比較的安定供給されているようですので、お店のシイタケやエノキ茸が高値であっても、キノコをあきらめず、他のキノコをお買い下さい。

いろいろなキノコ1

健康志向で、1週間に2回くらいはキノコをたっぷり食べると非常にいいですよ。ほんと!あなたが本気になって、キノコを献立の中に、定番として加えれば、半年から1年くらいの間に、どうしてキノコが人間を元気にしてくれるのか、その答えは、あなたのからだが明確に答えてくれます。

健康食品ブームの中で、よく使われる言葉に医食同源があります。これは食物の種類と摂取成分のバランスをうまく考えることを基本に、食すれば医食健康なりの熟語になっていますが、最近の遺伝子情報科学が進み、色々なことがわかってきました。先天的な病気のプログラムが遺伝子情報として、生まれながらにインプット(入力)されていることがありますから、当然、すべて医食同源だけで片づかないことがあります。私が思うには、キノコ料理を定期的に食している人が本当に大勢おられるのなら、病院通いの方々はもっと少なくなるはずだと持論しておりますし、たとえ、生まれながらに病気の遺伝子情報がインプットされていようとも、その発病をキノコの免疫療法によって極端に抑止する効果があるのではないかと探っております。

いろいろなキノコ2

秋のキノコはなんといっても日本産マツタケが一番です。あなたも奮発して大きいやつ一本食べて下さい。癌の抑止力は相当なものです!関西では兵庫県の三田、岡山は津山、三重では赤目の松茸が有名です。
私のお気に入りは赤目のマツタケで、とても香りがよく、味、歯ごたえも抜群です。ところが私の推奨する赤目の極上松茸は、ほとんどが割烹料亭行きになることが多いので、一般の方では手に入りにくいと思います。それでも、この赤目産の松茸を是非食べてみたいという人は、私にメールをお送り下さい。多分、収穫のギリギリになるかもしれませんが、天下一のマツタケ山所有者をご紹介させていただきます。

ページトップへ ▲